横浜のワールドポーターズで映画を見たときに、3Fの雑貨&書籍のお店によく寄るのですが、「これはお薦め!」みたいなPOPを見るたびに、いつもどうしよう・・・と迷っていたコミックスです。 よくお邪魔するブログサイト様で、「おもしろかった!」と書いてあったので、既刊4冊買って読んでみました。
長らく太平を謳歌していた島国<皇国>、その最北端・北嶺に突如、超大国<帝国>の艦隊が押し寄せる。
<帝国>が誇る戦姫・ユーリアの指揮する精鋭部隊の前に、成す術なく潰走する<皇国>軍。
剣牙虎(サーベルタイガー)の千早とともに、圧倒的軍勢に立ち向かう新城直衛中尉は、蹂躙されていく祖国を救えるのか?
(壱巻裏表紙より)
この後、破竹の勢いで北嶺を蹂躙していく<帝国>軍に対し、<皇国>の友軍を逃がすための足止めをすべく、新城属する独立捜索剣牙兵(サーベルタイガース)第十一大隊が、新城の考え抜いた戦術に寄って、<帝国>軍と戦うことになります。
絵柄からすると皇国=日本、帝国=ロシアORドイツに見えます。 雪の降る極寒の中での戦闘は油断すると凍えて死んでしまうほど。
剣牙虎(新城らは「猫」と言ってます)を敵を早期発見するための道具として使い、はたまた戦闘時には武器となる(でも、兵と虎の間には絶対的な信頼関係があります)。
はたまた導術兵という敵の動きを探る一種のテレパシーを持った兵士もいて、そんなところがこの話のおもしろいところでしょうか。
新城は<帝国>軍を足止めするために、非道とも思える戦術をとるし、討ちそこなった敵兵が味方の援軍を呼びにいくことのないように、皆殺しにしようとするような冷血漢であるように見えますが、何かあったときには自分が矢面に立つ気概もあるし、厳しいように見えて、仲間思いであると思います。
いざ戦闘というときなどに、笑っていて、周りの人間に気味悪がられることも多いのですが、戦闘を前にして実は弱気になっている自分を笑っているようにも見えます。
戦闘機などがあるわけでもなく、極寒の中でのせいぜいが銃を使っての人対人の戦闘なので、実にシビアというか・・・。
時には自然も思いもかけない敵になってしまう、という現実もあり・・・(この辺りは戦争に限らず、現在でも大きな問題ですよね。人類の最大の敵は自然だ・・・と言うより、自然と共存できない人類が敵なのか)。
新城が幼馴染を抱く夢を見たときに、 「あぶないところだった・・・こんなもので凍傷じゃ情けないどころではない」 ってところは笑えたけど^^(何が凍るんだ〜)。
<帝国>陸軍大佐、カミンスキィの強い野心を持つに至った過去話なども面白かった。
新城のために、自分の任務をまっとうしようとする若い導術兵の最期には泣けてしまいました(ネタばれ?)
けっこうハードな内容なのですが、たまにはこんなのもいいかな? この夏、続きにコミックスがが発売されるようなので、楽しみです^^。 原作となっている小説もあるので、こちらを読んでみるのもいいかも。
テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック
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